経済用語:アダム・スミス(あだむ・すみす)

18世紀のイギリスの経済学者、哲学者、倫理学者。
「近代経済学の父」と呼ばれ、経済学書『国富論』を記し、現代の経済にも大きな影響を与える。
(補足)
社会全体において、それぞれの人が自己の利益を追求すると、自然と、「神に導かれるように」資金や人手、土地、エネルギーなどが必要なところに必要な分が行き渡るようになる「(神の)見えざる手 invisible hand」という考え方を持っていた。
政府としては小さな政府を指向。
また、アダム・スミスの経済学を古典派経済学と呼ぶ。
 
なお、労働者の人権問題や世界恐慌の発生などで、古典派経済学の不備も見られたことで、20世紀には修正も図られた(→ 修正資本主義

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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