【質問】中学(理科):「優性の法則」がよく分かりません。

〔質問〕
「優性の法則」がよく分かりません。
〔回答〕
優性の形質をもつ純系の親と、劣性の形質をもつ純系の親をかけ合わせたとき、子の代では優性の形質だけが現れます。これを優性の法則といいます。
〔詳細〕
「優性」「劣性」の区別は、子の代で現れるかどうかでされています。
(子の代で「優先される形質かどうか」ということ)
※ その形質が「優れている・劣っている」という意味ではありません。
(優性の形質・劣性の形質の例は、こちらで確認してみてくさい)

また、優性の形質が子に現れたとき、「劣性の遺伝子が子に伝わっていない」というわけではありません。
優性の形質も劣性の形質も子に伝わりますが、「優性の法則により、優性の形質が現れた」ということです。
なので、孫の代では劣性の形質が現れる場合があります。
(劣性の形質をもつ子同士をかけあわせた場合)

〔補足〕
形質:それぞれの生物がもつ、形や性質などの特徴のこと
純系:自家受粉によって代を重ねた場合でも、形質が変化しない個体

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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