【質問】中学(理科):記録タイマーを使った問題の考え方が分かりません。

〔質問〕
記録タイマーを使った問題の考え方が分かりません。
どのように見て、速さを考えればいいですか?
〔回答〕
1秒間に50打点する記録タイマーを使う場合、
5打点ごとに切る」ことで、
0.1秒間の移動距離を調べることができます。
この移動距離を10倍してあげると、その間の「平均の速さ(秒速)」となります。
〔詳細〕
打点の間隔から分かることは2つあります。
【速さの変化の仕方】と【速さそのもの】です。

【速さの変化の仕方】
・打点の間隔が等しい場合:速さが一定の運動をしている
・打点の間隔が広くなっている場合:だんだん速くなっている運動(加速)
・打点の間隔が狭くなっている場合:だんだん遅くなっている運動(減速)

【速さの求め方】
1秒間に50打点する記録タイマーを使う場合、
5打点ごとに切る」ことで、
0.1秒間の移動距離を調べることができます。
この移動距離を10倍してあげると、その間の「平均の速さ(秒速)」となります。

たとえば、
1秒間に50打点する記録タイマーを使っていて、
5打点の長さが3.6cmだったとします。
1打点あたり、(1/50)秒ですので、5打点で (1/10)秒= 0.1秒 です。
つまり、「0.1秒で3.6cm進む」と言えるので、
10倍すると秒速が分かるのです。
よって、3.6・10 = 36[cm/秒] となります。

〔補足〕
1秒間に60打点する記録タイマーを使う場合は、
6打点ごとに切る」ことで同じ計算ができます。

 

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