【質問】中学(理科):鉄と硫黄を化合させる実験で、反応が終わるまで加熱を続けないのはなぜですか?

〔質問〕
鉄と硫黄を化合させる実験で、反応が終わるまで加熱を続けないのはなぜですか?
「反応が始まったら、加熱をやめる」と習いました。
〔回答〕
反応が始まったら加熱をやめるのは、
反応による熱がこもって、試験管が割れてしまう可能性があります。
また、割れることで混合物が飛び出ることを防ぐためです。
鉄と硫黄の反応が始まれば、反応による熱が発生し、
その熱で反応が続いていきます。
〔詳細〕
鉄と硫黄をただ混ぜるだけでは、反応しません。
加熱することで、反応が始まります。

試験管に(鉄と硫黄の)混合物を入れ、その上部を加熱します。
反応が始まると、加熱している上部が赤くなってきます。
混合物の反応で、熱が発生しているということです。

反応が始まったら、加熱をやめましょう。
加熱をやめても、反応熱でどんどん下の方まで反応を続けていきます。

加熱しなくても反応が続くのであれば、
危険な加熱を続ける必要はないということです。

 

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