【質問】数学:どのように解法の暗記をすればいいですか?

〔質問〕
数学を解法暗記する勉強をしていますが、文系科目のように単純な暗記ではなく、解法暗記するのが難しく覚えても忘れやすいです。
どのように解法暗記すればいいですか?
〔回答〕
まず冒頭に、月並みなことですみませんが、やはり問題集を反復して行う(同じ問題を何回も解く)ことが大事です。「この手のパターンはこんな感じに解く」といった、いい意味で大雑把な覚え方が大事で、忘れても再度解き直しながら、とにかく解き方を覚えるまで繰り返すというスタンスが必要です。
 
※ 基本的に数学に限らず暗記は1回ではできません。それは最難関大学の受験生であっても同様で、ほぼ例外なく何度も繰り返す必要があります。
※ 筆者自身は高校の時、数学は得意科目で偏差値は80ありましたが、それでも同じ問題集を最低3回はまわしていました。
 
 
これを踏まえた上での具体的な話ですが、
数学の問題は、大きくは、
(1)筋道を立てる過程
(2)計算に集中する過程
の2つで構成されています。
 
これを一度にやろうとすると、知らないうちに頭にだいぶ負荷がかかりますので、ターンナップでは「この2つの過程を分ける」ということをおすすめしています。
つまり「とりあえず、式をたてる」「そしたら、あとは計算だけ」というような感じです。
 
で、まずは、(2)の計算練習を先にすませておいてください。
小学生のときには計算ドリルを何回もしたと思いますが、その重要性は中学・高校であっても同様です。因数分解等の計算を苦痛なく瞬殺でできるようにしておいてください。
そうすれば、(2)の過程はあってないようなものになりますので、(1)にだけ集中できるようになり、解法を暗記する際の負荷も軽減されます。

 

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