〔質問〕 225 などの3桁の数の平方根の解き方がわかりません |
〔回答〕 3桁の数に限らず、まずは素因数分解しましょう! |
〔詳細〕
3桁の数に限らず、平方根を求めたい場合は、素因数分解をして、「同じ物」×「同じ物」という形を作ってください。
素因数分解とは、もとの数を「素数の積」の形で表すことです。
(素数は「1とその数自身しか約数を持たない数」のこと)
質問にある、225 を例に素因数分解をしてみます。
225 を素数(2, 3, 5, 7, …など)で繰り返し割ると、
225=3×3×5×5 と分かります(素因数分解は必ず1通りにしかなりません)
そして、
225=3×3×5×5
=(3×5)×(3×5) ←かけ算は順を入れ替えてもよい
=15×15 となります。
よって、
・225 の平方根は、±15
・√225=15(ルートは、平方根のうち、正のものを指す)
などと、求めることができます。
※ このように、たまたま同じ素数のカタマリが2組あれば平方根は整数になります
※ もし、素因数分解して、ある素数が奇数個しかない場合は、そのままルート記号の中に残します
(√12=√(2×2×3)=√(2×2)×√3=2√3)
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