地理用語:塩類集積(えんるいしゅうせき)

〔概要〕
土壌中に塩分が蓄積する現象。

塩分を溶かした水分が地表付近まで上昇(毛管現象)してきた際、乾燥地域では特に水の蒸発が進みやすく、一方で塩分は取り残されることになる。
これが繰り返されることで塩類集積が起こる。

塩類集積が進行すると、土壌の肥沃性が低下したり、植物が土壌中の水分が取り込みにくくなり、作物の生育が困難になる。

〔補足〕
世界の灌漑地帯や砂漠化が進行している地域では、塩類集積が重大な問題となっている。
特に中央アジアのアラル海周辺やオーストラリアの一部地域などで、塩類集積の進行が報告されている。

かつては定期的な大河の氾濫などによって塩分が洗い流されていたが、皮肉にも、ダムの建設等による治水が進んだことで塩類集積が促されている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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