地理用語:亜寒帯(あかんたい)・冷帯(れいたい)

〔概要〕
温帯と寒帯の間の気候区分。ケッペンの気候区分では「D」。亜寒帯でも冷帯でもどちらでも可。
夏は比較的暖かく、冬は寒いという特徴ある。

〔定義〕
・最寒月平均気温:-3℃未満
・最温月平均気温:10℃以上

小分類としては、
亜寒帯湿潤気候(Df)
亜寒帯冬季少雨気候(Dw)
がある。

〔特徴〕
・気温の年較差が大きい(夏は意外と暑い)
・降水量は少ない傾向
・植生:タイガ(針葉樹林)が主に分布

〔分布〕
主に北半球の高緯度地域に分布。
具体的には、ロシア、カナダ、アメリカ合衆国の北東部。日本の北海道も該当。

南半球にはほとんど存在しない。亜寒帯になる緯度(概ね40~70°)に大陸がないため。

〔補足〕
森林資源が豊富なため、林業が盛んな傾向。
一部の亜寒帯地域には、鉱石や石油、天然ガスなどの鉱産資源が存在し、それらの採掘も行われている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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