<ポイント>
・DE//BCならば、AD:AB=AE:AC=DE:BC
・DE//BCならば、AD:DB=AE:EC
・相似の考え方を使っても解くことができる
【例題】
図において、AB//CDである。AD、BCの交点をEとし、Eを通りABに平行な直線とBDの交点をFとする。
AB=6, CD=12であるとき、EFの長さを求めなさい。
【解説】
まずは、青い三角形2つに注目して、辺の比を読み取ります。
AB//CDであるから、AE:ED=AB:CD
つまり、AE:ED=6:12=1:2次に、緑色の三角形に注目します。
AB//EFなので、
AB:EF=AD:DE となっています。
図において、AB//CDである。AD、BCの交点をEとし、Eを通りABに平行な直線とBDの交点をFとする。
AB=6, CD=12であるとき、EFの長さを求めなさい。
【解説】
まずは、青い三角形2つに注目して、辺の比を読み取ります。
AB//CDであるから、AE:ED=AB:CD
つまり、AE:ED=6:12=1:2次に、緑色の三角形に注目します。
AB//EFなので、
AB:EF=AD:DE となっています。
これを利用して、
6:EF=(1+2):2
6:EF=3:2
3EF=12
EF=4 (答え)
なお、こちらの問題は、「三角形の相似」を使って解くこともできます。
自分の得意な方法で、計算してもらって大丈夫です。
<まとめ>
・DE//BCならば、AD:AB=AE:AC=DE:BC
・DE//BCならば、AD:DB=AE:EC
・相似の考え方を使っても解くことができる
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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