地理用語:アルフレッド・ウェーバー(1868~1958年)

〔概要〕
ドイツの経済学者。​
「工業立地論」を展開。企業が工場の立地場所を選ぶ際には「輸送コスト」が最も重要であると主張。

例えば、鉄鋼の工場を建設する場合、
① 鉄鉱石の輸送費(採掘場所 → 工場)
② 石炭の輸送費(採掘場所 → 工場)
③ 製品である鉄鋼の輸送費(工場 → 納入先)
の合計値が最小となる地点が選ばれる、というもの。

〔補足〕
ウェーバーの理論はあくまで一般的な原則を示すもので、実際の立地選択には多様な要因が影響することが後の研究で明らかとなっている。とは言え、ウェーバーの業績は地域経済学や経済地理学の発展において重要であると評価されている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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