地理用語:アンチョビ

〔概要〕
小型の海水魚で、カタクチイワシとも呼ばれる。
特に南米のペルー沖やチリ沖の太平洋に多く生息。短い寿命で繁殖力が高く、大量に取れるため、漁業資源としての重要性が高い。

ペルーやチリなどの南米諸国の漁業で重要な魚種。
エルニーニョ現象が生じた際には、(エサの巻き上げが減ることで)アンチョビの資源量にも大きな変動が生じるとされる。

〔補足〕
・食用:塩漬けや油漬け、または乾燥させたものが食用として利用される。
・魚醤製造:アンチョビを発酵させて得られる魚醤は、多くの料理で使用される調味料となっている。
・魚粉製造:魚粉(フィッシュミール)の原料としても利用され、家畜の飼料などに使われる。

過度な漁獲による資源の枯渇や、エルニーニョ現象に伴う海洋環境の変動が、アンチョビの生態系や漁業に影響を及ぼすことがある。持続可能な漁業管理が求められている。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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