地理用語:アスワンダム

〔概要〕
※ アスワンハイダムについてはこちら

エジプト南部のアスワンで造られたナイル川のダム。1902年完成。
ナイル川の定期的な洪水を抑制し、灌漑用水を安定させることを目的に建設された。
水力発電所も併設されている。

安定した水供給により、年に2~3回の収穫も可能となり、農産物の生産量が増加。
綿関連の輸出による外貨獲得にも貢献している。

〔補足〕
その後、ダムの高さを増やす工事が数回行われ、さらに多くの水を確保するための調整が行われたが、
時間が経つにつれて、土砂の堆積が進んでダムの貯水容量が減少していく問題が生じ、これに対処するためアスワンハイダムの建設が行われることとなった。

なお、アスワンハイダムと区別するために、従来のアスワンダムのことをアスワンロウダム(下側にあるため)と呼ばれることもある。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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