高校地理(気候):⑤ 寒帯

定義

最暖月平均気温 < 10℃
※ ふつうに寒い所

なお、極高圧帯に覆われる(下降気流のため、そもそも空気が上に上がりにくい)ことや、低温で蒸発する水が少ないため、基本的に降水量は少ない
 
寒帯については記号として「E」が割り当てられる。
さらに、最暖月(要は夏)の気温によって2つに分類される。

ETツンドラ気候0° ≦ 最暖月平均気温 < 10℃ (マシな時期もある)
EF氷雪気候最暖月平均気温 < 0℃ (1年中寒い)

 

小分類

ツンドラ気候(ET)

気温0° ≦ 最暖月平均気温 < 10℃
降水量少しだけ降る
植生地衣類蘚苔類(コケ)は生える。農業はできない
土壌ツンドラ土。下層は永久凍土
分布北極海沿岸、チリの南端

 

氷雪気候(EF)

気温最暖月平均気温 < 0℃
月の平均気温なので、0℃を超える日があってもいいが、基本的には年中氷点下
降水量ほとんどなし(むしろ、観測不可)
植生なし
土壌(氷雪)
分布南極大陸、グリーンランド内陸部

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