【質問】国語:傍線部に関する問題について

〔質問〕

傍線部の解析に関して、指示語などは意識していますが感覚で解いている部分も多いです。
先生方は本文を読んでいて傍線部にきた時に
・まず、どんな項目をチェックされますか?(指示語以外に)
・本文に該当箇所を探しても一見問題を解くのに該当するであろう箇所を発見できなかった時はどのように対応されますか?
・傍線部の□に入る適切な語を選べ
といった自ら言葉を選ぶような問題の場合はどう対応されますか?

〔回答〕

傍線が引かれ、出題されるということは、「わかりにくい書き方」「シンプルにしすぎた書き方」の部分ですので、基本的には「わかりやすいように書き換える・付け加える」ということをイメージしてください。
(抜き出す問題は、まさに「単なる言い換え」を探してくるだけに簡略化された問題)

極論としては、「この内容を小学生が理解できるようにするにはどう言えばいいだろうか」みたいな心づもりです。

例えば、傍線部中に「普遍的な」という語があるなら、(文脈にもよりますが)「時代や場所を問わずに共通」という意味合いで、さらにどういう点でそうなのかを解説・補足していけばいいことになります。
他にも、例えば「起因する」があれば、「●●が原因となっている」というのが直接的な言い換えで、それに加えて「(原因があるなら)結果は何なのか」というような観点で広げていきます。

特に5W1Hの視点は重要で、すべてを使うわけではないですが、その傍線部に対して「何を?」や「なぜ?」といった疑問を自分で抱きながら、その回答を作っていけば答えは形作られていきます。
 
 
なお、「傍線部の□に入る適切な語を選べ」については、(文章のテーマを勘案しながら)具体的に各選択肢を当てはめていきながら、違和感のないものを選ぶ、という進め方で結構です。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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