<例文>
Many languages are used in India.
「インドでは、多くの言語が使われています。」
<ポイント>
・「~される」など、「他からの動作」を表す表現を受動態(受け身)という
・「[主語]+[be動詞]+[動詞の過去分詞形]~.」の形で受動態をつくる
・受動態の形をとって「~する / である」という意味になるものがある(覚える)
「~される」など、「他からの動作」を表す表現を受動態といいます。
(または「受け身」という場合もあります。どちらも同じ意味です。)
ふつう、「[主語]は~する。」という文の形になっていて、これを能動態といいます。
(「自ら動く」というようすを、「能動」という)
〔能動態の文〕
They use many languages in India. (彼らは[インドの人々]は多くの言語を使います。)
〔受動態の文〕
Many languages are used in India. (インドでは、多くの言語が使われています。)
(2)受動態のつくり方
「[主語]+[be動詞]+[動詞の過去分詞形]~.」の形で受動態をつくります。
Many languages are used in India. (インドでは、多くの言語が使われています。)
このように、「[主語]が~される」という意味になります。
なお、be動詞は[主語]によって、am・are・is などを使い分けます。
過去を表す場合は、was・were を使い、「~された」という意味を表します。
疑問文をつくる場合は、「Be+[主語]+[過去分詞形]~?」となります。
Is soccer played all over the world? (サッカーは世界中で行われていますか?)
否定文については、「be動詞の後ろに not をつける」ことでつくれます。
(3)受動態を使った表現
①by以外の前置詞を使うタイプ
・be covered with ~:~におおわれている
・be filled with ~:~で満たされている(~でいっぱい)
・be known to ~:~に知られている
・be made from ~:~からつくられている
・be made of ~:~でできている(~からつくられている)
②受動態の形をとって「~する」という意味になるタイプ
・be disappointed at ~:~に失望する / がっかりする
・be interested in ~:~に興味がある
・be known for ~:~で有名である
・be pleased with ~:~に喜ぶ
・be satisfied with ~:~に満足する
・be surprised at ~:~に驚く
・be worried about ~:~について心配である(~が心配だ)
<その他の例文>
The top of the mountain will be covered with snow.
「その山の頂上は、雪に覆われるだろう。」
When was this school built?
「この学校はいつ建てられたのですか?」
<補足>
「be made from ~」「 be made of ~」の違いは、「何からできているのかを、一目で分かるかどうか」です。
・be made from ~
こちらは「一目で分からないもの(原料)」の場合に使います。
たとえば、「ワインはブドウからできている」のですが、この場合は「目で判断はつきません」。
このような場合に、「be made from ~」を使います。
・be made of ~
こちらは「一目で分かるもの(材料)」の場合に使います。
たとえば、「木製のイスなら、木でできている」と「目で判断がつきます」。
このような場合に、「be made of ~」を使います。
<まとめ>
・「~される」など、「他からの動作」を表す表現を受動態(受け身)という
・「[主語]+[be動詞]+[動詞の過去分詞形]~.」の形で受動態をつくる
・受動態の形をとって「~する / である」という意味になるものがある(覚える)
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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