<例文>
There are a lot of books in his house.
「彼の家にはたくさんの本がある。」
<ポイント>
・前置詞は「名詞や代名詞の前に」置かれる
・前置詞は「名詞とセットになって」場所・時・手段などを表す
・前置詞のうしろにくる名詞を前置詞の目的語という
前置詞とは、「名詞や代名詞の前に」置かれて、その名詞などをともなって場所・時・手段などを表します。
There are a lot of books in his house. (彼の家にはたくさんの本がある。)
この前置詞 in は、直後の his house とセットになって、場所(~の中に)という意味をつくっている。
(2)前置詞句のはたらき
前置詞は[前置詞]+[(代)名詞]の形で使われ、まとめて前置詞句といいます。
また、「前置詞のうしろに置かれる名詞・代名詞」を、前置詞の目的語といいます。
I saw small birds in the forest. (私は森の中で小さい鳥を見ました。)
この文において、「in the forest」の部分が前置詞句です。
そして、 the forest の部分が「前置詞の目的語」となります。
(3)前置詞の位置
ふつう、前置詞は[前置詞]+[(代)名詞]の形で使われますが、文末に前置詞のみが置かれて終わる文の形もあります。
What were you looking for? (あなたは何を探していたの?)
この場合は、「look for A:Aを探す」のAの部分を問うため、what となって文の先頭に出てしまっています。
そのため、for が文末にきてしまっている形です。
<その他の例文>
The dog by the tree is Motoki’s.
「木のそばにいる犬は、モトキのです。」
It’s time for school.
「学校へ行く時間ですよ。」
<補足>
前置詞の「発音の強さ」については、「うしろに目的語をともなうかどうか」によって変わります。
うしろに目的語をともなう場合は「弱く」発音し、「文末にくる前置詞」のように目的語と離れている場合には「強く」発音します。
<まとめ>
・前置詞は「名詞や代名詞の前に」置かれる
・前置詞は「名詞とセットになって」場所・時・手段などを表す
・前置詞のうしろにくる名詞を前置詞の目的語という
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
---|