<例文>
If you were free, I would go shopping with you.
「もしあなたがヒマなら、私はあなたと一緒に買い物に行くのに。」
<ポイント>
・「事実に反することを仮定する」ときに使う文を仮定法という
・仮定法は、ありえないと思うけど、「もし~なら、…するのに。」というニュアンス
・仮定法の文では、「現在の事実に反する仮定」を表すために、過去形を使う
「事実に反することを仮定する」ときに使う文を仮定法といいます。
ありえないと思うけど、「もし~なら、…するのに。」というニュアンスです。
If you were free, I would go fishing with you.
(もしあなたがヒマなら、私はあなたと一緒に釣りに行くのに。)
この文は、「あなたは忙しいはずで、ヒマではないと思うけど…」という考えのもとでつくられた文です。これが、仮定法です。
(2)直説法
「ありえる話」について、「もし~なら、…する」という文と、仮定法の文は異なることを理解しておきましょう。
なお、このような文を(仮定法に対して)「直説法」といいます。
If you are free, will you go fishing with me?
(もしあなたがヒマなら、私と釣りに行きませんか?)
これは、今まで習ってきた、ふつうの文です。「もし~ならば…」という条件を表しています。
話し手は、「現実に起こりうる話だけど…」「ありえる話だけど…」というつもりで話しています。
これは、仮定法の文と大きな違いです。
(3)仮定法の文の見分け方
仮定法の文では、「現在の事実に反する仮定」を表すために、過去形を使います。
つまり、現在の話なのに、あえて過去形を使うことで「仮定法の文ですよ」とアピールしているのです。
If you were free, I would go fishing with you.
(もしあなたがヒマなら、私はあなたと一緒に釣りに行くのに。)
こちらを目印に、仮定法の文であると見抜きましょう。
<その他の例文>
If I had a time machine, I would go to the future.
「もしタイムマシーンがあれば、私は未来へ行くのに。」
If I had plently of time, I could visit you.
「もし十分な時間があれば、君を訪ねることができるのに。」
<まとめ>
・「事実に反することを仮定する」ときに使う文を仮定法という
・仮定法は、ありえないと思うけど、「もし~なら、…するのに。」というニュアンス
・仮定法の文では、「現在の事実に反する仮定」を表すために、過去形を使う
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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