中3数学:2次方程式の解き方(平方根の考え方①)

<ポイント>

・「2次方程式 x2=k」の解は、x=±√k
・「2乗して k になる数」と考えると、正の数・負の数の2通り
・「2次方程式 x2-k=0」 は、移項すると x2=k の形にできる

(1)2次方程式 x2=k の解き方
2次方程式 x2=k は、見ての通り、「ある数 x を2乗すると、kになる」という意味です。
(ただし、k>0 する)

この場合の解は、x=±√k となります。
(「2乗して k になる数」と考えると、正の数・負の数の2通り)

たとえば、

① x2=36 (xを2乗すると、36になる)
 x=±√36=±6 (答え)

② x2=7
x=±√7 (答え)

このように考えて、解くことができます。
 
 
(2)2次方程式 x2-k=0 の解き方
2次方程式 x2-k=0 は、移項すると、
x2=k の形になり、上の(1)のパターンと同じになります。
つまり、「ある数 x を2乗すると、kになる」という意味です。
(ただし、k>0 する)

この場合の解は、x=±√k となります。

たとえば、

① x2-8=0
移項して、x2=8(xを2乗すると、8になる)
 x=±√8=±2√2 (答え)

② x2-(3/16)=0
移項して、x2=3/16(xを2乗すると、(3/16)になる)
x=±√(3/16)=±(√3 / √16)=±(√3 / 4) (答え)

このように考えて、解くことができます。

<補足>

(2)2次方程式 x2-k=0 のタイプは、因数分解を利用して解くこともあります。
x2-25=0
(x+5)(x-5)=0 (積が0になっているので、(x+5)=0 もしくは(x-5)=0 ということ)
x=-5, 5 (答え)
(こちらは、x=±5 としても正解になります)

<まとめ>

・「2次方程式 x2=k」の解は、x=±√k
・「2乗して k になる数」と考えると、正の数・負の数の2通り
・「2次方程式 x2-k=0」 は、移項すると x2=k の形にできる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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