中3数学:平方根と式の値

<ポイント>

・「与えられた平方根を使って表す」ことが目標
・a√b の形に変形し、与えられた値を使えるようにする
・√100=10, √10000=100, √(1/100)=1/10 などを利用する

【例題】
√2=1.414, √20=4.472として、次の問いに答えなさい。

① √18
② √2000
③ √20000
④ √0.2
 
 
【解説】
√2, √20 の値が与えられているので、「√2 ×[根号を含まない数]」、「√20×[根号を含まない数]」の形で表すことが目標になります。
つまり、a√b の形に変形し、「与えられた値を使えるようにする」ということです。

たとえば、
√100=10, √10000=100, √(1/100)=1/10 など、与えられた数の「小数点をずらすだけで計算できる」ものを根号の外に出せるようにします。
これができれば、スムーズに計算することができます。

① √18=3√2=3×√2=3×1.414=4.242

② √2000=√(20×100)=(√20)×(√100)=(√20)×10=4.472×10=44.72

③ √20000=√(2×10000)=(√2)×(√10000)=(√2)×100=1.414×100=141.2

④ √0.2=√(2/10)=√(20/100)=(√20)/(√100)=(√20)/10=4.472×(1/10)=0.4472

<まとめ>

・「与えられた平方根を使って表す」ことが目標
・a√b の形に変形し、与えられた値を使えるようにする
・√100=10, √10000=100, √(1/100)=1/10 などを利用する

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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