【質問】勉強方法:1500ー2000文字をこなしながら頭にも内容が残るような読書、読解訓練について

〔質問〕
東大などに受かるような生徒は1分間に1500ー2000文字の認識が可能とお聞きしています。これを実践するために瞬読といったいわゆる右脳速読なような方法を試してみました。しかし文字を見るスピードを上げても頭に内容が残りません。
先生方としては上記のような1500ー2000文字をこなしながら頭にも内容が残るような読書、読解訓練などはどのような意識を普段持つことが現実的でしょうか?
ポイントやコツがあれば教えてください
〔回答〕
原則として「速読は精読のスピードアップ版」という意識をまず持ってください。
これは国語でも英語でも同様です。

実際に速読の障害となるのは、1つ1つの文での処理内容が多いことによるもので、
例えば、中学範囲の英文について、
当時であれば「まだ慣れていない文構造と、知らない英単語」のせいで読むのに時間がかかっていたものが、
今となっては「そうではないので速く読める」という状態になっていると思います。

つまり、「本来ならまだ精読が必要な文章」を(内容も頭に残る形で)速読することは原則として難しく、
一旦、精読のフェーズを挟まないといけない、というステップになります。
(少なくとも「精読でわからないものは速読でもわからない」ということもある)

たしかにサッと速読できることが羨ましく見えると思いますが、やはり、地道に「精読」から行っていってください。
教材については反復利用で問題ないです。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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