【質問】勉強方法:現代文の読み方で、それぞれをどう活用すればいいか今一つしっくりきません

〔質問〕

現代文の読み方でいわゆるディスコースマーカー(論理マーカー)なるものから読解する方法と某現代文の先生が提唱するフレームワーク(具体抽象、論証、差異、類似など)といった方法があるみたいですが実際長文読解で文を読むときにそれぞれをどう活用すればいいか今一つしっくりきません.また読解力は要約力などという言葉もあるみたいです.

先生なりの上記の使い分けや考え方の違い、先生はどのように文章を読むようにしてるかなど教えてください

〔回答〕

まず国語に限らず、大前提として、勉強方法については「原則として、どれか・誰か1つのものに沿う」ようにしてください。
総じて言えば、各メソッドというのは「全体として一貫している」ことで効力を発揮しますので、逆に複数のメソッドを繋ぎ合わせると部分的に齟齬や矛盾が生じる可能性もあります。

例えば、「ある程度、流し読みしながら要点をピックアップしていくやり方」と「1文ずつじっくり見ながら精読し、段階的にそのスピードを上げるやり方」はコンセプトが逆ですので、その中の細かい技術なども(共通のものも多いでしょうが)違ってくる可能性があります。

それを踏まえた上で、実際の読み方ですが、個人的には「英語の精読のように、文構造を分析しながら進める」ということをしていますが、
いずれにしても、「解説文をよく読む」ということが重要で、「なぜそういう解説をしているのか」を勘案しながら、問題集の著者の読み方というのを会得していく、というような進め方を行ってください。

なお、質問文のディスコースマーカーとフレームワークに関しては、(その先生の具体的な内容は知りませんが)文と文、段落と段落の関係を整理する、ということかと思いますので、大枠で言えば大差はないと思います。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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