【質問】国語:形式段落か意味段落かの判断

〔質問〕

「形式段落と意味段落の判断に関して」

現代文の本やネットをみていると意味段落と形式段落があると記載がありました。一つの段落には基本的には1つのイイタイコトがあると考えているのですが、読んでいる段落が形式段落か意味段落かを判断する何かいい方法や目安などあるでしょうか?

〔回答〕

形式段落というのは、「一文字下げて始まっている塊」という、いわゆる「段落」のことです。
通常の意味合いで「この文章は段落が10個ある」と言えば、それは「10個の形式段落から構成されている」という意味です。

一方、意味段落というのは、形式段落を(内容ごとに)グループ分けしたものです。
例えば「文章の内容的に、①/②~④/⑤~⑧/⑨~⑩ の4つに区切れる」と言った場合の、各グループのことです。

ですので、「読んでいる段落が形式段落か意味段落か」という判断を行うことはなく、あくまでも「形式段落を意味段落に分ける」というような話です。
(文章が4つから構成されているなら段落も4つで書けばいいですが、そうなると各段落が読みにくくなったりメリハリがつかなくなったりするため、もう少し区切っておこう、という話)

なお、その判断については、
大雑把に判断するなら「同じ内容についてなのか」によるグループ分け、
もうすこし論理的に判断をするなら、接続詞などによって「関連項目なのか、そうではないのか」を見ていくことになります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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