中2英語:「過去・未来」の受動態

<例文>

These pictures were taken by my sister.
「これらの写真は妹によって撮られた。」

<ポイント>

・受動態は、過去や未来の文でも使うことができる
・「~された」と過去の受け身の出来事を表すには「[be動詞の過去形]+[過去分詞形]」を使う
・「~されるだろう」と未来の受け身の出来事を表すには「will be +[過去分詞形]」を使う

(1)過去の受動態
受動態を使う文でも、「過去(~された)」や「未来(~されるだろう)」という意味を表すことができます。

「~された」と過去の受け身の出来事を表すには「[be動詞の過去形]+[過去分詞形]」を使います。
つまり、「be動詞の使い分けによって、過去・現在(・未来)」を区別するということです。

These pictures were taken by my sister. (これらの写真は妹によって撮られた。)

be動詞の過去形があるため、「~された」という意味になります。
 
 
(2)未来の受動態
「~されるだろう」と未来の受け身の出来事を表すには「will be +[過去分詞形]」を使います。

This car will be sold tomorrow. (この車は明日売れる[売られる]だろう。)

will be があるため、「~されるだろう」という未来の受け身を表します。
なお、will は助動詞なので、後ろに続くbe動詞は必ず原形の be となります。

<その他の例文>

This letter was written by Bob.
「この手紙はボブによって書かれた。」

The top of the mountain will be covered with snow.
「その山の頂上は、雪に覆われるだろう。」

<補足>

will 以外の助動詞と受動態を組み合わせることがあります。

Many stars can be seen at night. (夜にはたくさんの星が見られます。[見ることができます])

must など他の助動詞を使う場合においても、「[助動詞]+be+[動詞の原形]」という形になります。
(beは原形で使う、ということ)

<まとめ>

・受動態は、過去や未来の文でも使うことができる
・「~された」と過去の受け身の出来事を表すには「[be動詞の過去形]+[過去分詞形]」を使う
・「~されるだろう」と未来の受け身の出来事を表すには「will be +[過去分詞形]」を使う

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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