中2英語:不定詞の形容詞的用法

<例文>

I have a lot of things to do now.
「私は今するべきことがたくさんあります。」

<ポイント>

・「[名詞]を修飾する」はたらきがある不定詞を「形容詞的用法」という
・形容詞的用法の不定詞は「[名詞]のあと」に置く
・「代名詞 -thing」のうしろに不定詞がきて、「~するもの」と訳すことがある

(1)不定詞の形容詞的用法
「[名詞]を修飾する」はたらきがある不定詞を「形容詞的用法」といいます。

この場合の不定詞には「~するための」「~すべき」という意味があります。

I have a lot of things to do now. (私は今やるべきことがたくさんあります。)

この例文では「不定詞 to do」が直前の名詞「thing」を修飾することで、
[たくさんのもの]+[するべき] ⇒ [たくさんのするべきもの]
という意味を表します。
 
 
(2)形容詞的用法の位置
形容詞的用法の不定詞は「[名詞]のあと」に置きます。

We have no time to wait her. (私たちには彼女を待つ時間がない。)

このように、「名詞 time」のうしろに「不定詞 to wait」を置くことで、
[時間]+[待つための] ⇒ [待つ時間(待つための時間)]
という意味になります。
 
 
(3)[-thing]+不定詞
「代名詞 -thing」のうしろに不定詞がきて、「~するもの」と訳すことがあります。

Give me something to eat, please. (何か食べ物をください。)

[something]+[to eat] ⇒[何か(もの)]+[食べるための] ⇒ 何か食べ物
という意味になります。

また、eat の代わりに drink を使うと、「何か飲み物」という表現になります。

<その他の例文>

They had no topics to talk about yesterday.
「彼らは昨日話す話題がなかった。」

Do you have anything interesting to read?
「何かおもしろい本を持っていませんか。」

<補足>

-thing の代名詞を形容詞が修飾するとき、「[-thing]+[形容詞]+[to不定詞]」という形を取ります。

たとえば、形容詞 cold を使って、
something cold to drink (何か冷たい飲み物)
という語順で使います。

<まとめ>

・「[名詞]を修飾する」はたらきがある不定詞を「形容詞的用法」という
・形容詞的用法の不定詞は「[名詞]のあと」に置く
・「代名詞 -thing」のうしろに不定詞がきて、「~するもの」と訳すことがある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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