【質問】国語:副詞「もちろん」の分類について

〔質問〕
「もちろん」は副詞の3分類のうち、どれに当たるのですか?
理由も一緒にお願いできると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
〔回答〕
結論から言えば、呼応の副詞です。

まず、呼応の副詞ですが、
「決まったパターンで使われるもの」みたいな習い方をしていると思います(し、それくらいで問題ないです)が、
より正確には「『述語で述べたいこと』を補足したり強調したりする」というものです。

例えば、「決して」については、「〜ない」という『述べたいこと』に対して強調している、というものです。

今回の「もちろん」については、肯定の内容に対して呼応するというもので、学校で習う分類の中では呼応の副詞に該当することになります。
 
 
なお、「もちろん」については、「もちろんそんなことはない」というように否定に対して用いられることもありますが、
これについては、やや強引ですが、
・「全然」のように意味が広がってきている、と解釈するか、
・「もちろんそんなことはない『のは明白だ』」の省略と解釈するか、
といった感じになります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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