【質問】英語(高校):「目的格の関係代名詞でも省略することができない」とはどういう意味ですか?

〔質問〕
英語の問題集に、「目的格の関係代名詞であっても、コンマを伴う非制限用法や、in which や of whom などの前置詞+関係代名詞の場合には、省略することができない」とあったのですが、どういう意味ですか?
〔回答〕
まず非制限用法の場合は、
例えば、I have a book which I bought yesterday. という文の場合、which は I bought の目的語に当たるため I have a book I bought yesterday. にできるわけですが、
コンマを入れて I have a book, which I bought yesterday. とするなら I have a book, I bought yesterday. という言い方はできない、というものです。
(なお、この場合は「私は本を1冊(だけ)持っていて、それは昨日買った」という意味になる(他には持っていない))

関係代名詞の方は、
例えば、「これは10年前に住んでいた家です」の場合、
This is a house. の a house を先行詞に、I lived in (which) ten years ago. をくっつけるわけですが、
・which だけを前に:This is a house which I lived in ten years ago.
・which を省略  :This is a house I lived in ten years ago.
・in も一緒に前に :This is a house in which I lived ten years ago.
のそれぞれはどれでも可能ですが、
3点目に関して、「前置詞を前に持っていくのなら、which は省略できない」というもので、
具体的には「This is a house in I lived ten years ago. というのはダメ」という意味です。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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