【質問】英語(高校):関係詞 where の扱い方について

〔質問〕
Kyoto,【⠀】is famous for its old temples, is visited by many people. という問題で【⠀】に入るのがwhereだとおもったのですが、解説には空所のあとのisの主語になっているので、関係代名詞のwhereは使えないと書いてあって、その意味が分かりません。
whereのあとはisは来れないというルールですか??
〔回答〕
関係代名詞や関係副詞については結構理屈っぽく考える必要があって、下記の感じで扱ってください。
 
 
まず、結論として、
関係副詞の where や when などは、「前置詞+先行詞と同じ単語」を置き換えるものになります。

例えば、Kyoto is visited by many people. の Kyoto に対して、I lived in Kyoto. を組み込む場合、
これであれば「前置詞+Kyoto」となっているため、where にして、Kyoto, where I lived, is visited by many people. とすることになります。

しかし、今回の文に関しては、
Kyoto is visited by many people. に対して、
Kyoto is famous for its old temples. を組み込みますので、
「前置詞+Kyoto」ではないため、単純に Kyoto 部分だけを which に置き換える必要があります。
 
 
また、1つ目の場合でも、
in Kyoto ではなく Kyoto だけを置き換えるのなら which の方を用いることになって、
Kyoto, which I lived in, is visited by many people. や、
Kyoto, in which I lived, is visited by many people. という形になります。
(これらの場合には in が残ることになる)
 
 
いずれにしても、「先行詞が場所関係の単語だから where」という判断ではないことに気をつけてください。

前置きが長くなりましたが、そのため、
In Kyoto is 〜. というSVが作れないのと同様に、where を主語に is が続くことはない、ということになります。

〔詳細〕
なお、where は、従属節(組み込む文)の中の副詞句部分(今回なら in Kyoto)の代わりをするため、関係副詞という言い方、
which は従属節の中の名詞(今回なら主語部分)の代わりをするため、関係代名詞という言い方をします。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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