【質問】生物(高校)：酵素は、いつかは働きが弱まって死に、新しい酵素が作られたりしているのですか？

酵素は反応前後で変化しないというのが不思議に思いました。でも、酵素は繰り返し使われるとは言っても、いつかは働きが弱まって死に、新しい酵素が作られたりしているのですか？

酵素に限らず、化学でも登場する「触媒」全体の話ですが、触媒については「見守り役」だと思ってください。
これ自身が反応に参加しているわけではなく、単にそばで見ているだけですので、自分自身に変化は起こりません。

もし、触媒の物質が死んだりしたら、それは別の要因（熱を受けた等）によるもの、ということになります。

上記では「見守り役」と記載しましたが、厳密には反応に参加しています。

今、物質 A, B と、触媒となる C があったとします。
このとき、実際には、例えば一旦 B&C という物質ができ（反応中間体と呼ばれます）、その状態の下で反応が起こります。
ただ、他の一般的な化学反応と違って、「C が再度離脱して、あたかも何事もなかったかのように見える」というものです。

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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