中1数学:図形の移動(平行移動)

<ポイント>

・「形や大きさを変えずに」図形を他の位置に移すことを図形の移動という
・図形を「一定の方向に、一定の距離だけ移動させる」ことを平行移動という
・平行移動した各点の軌跡は、「平行かつ等しい」

「形や大きさを変えずに」図形を他の位置に移すことを図形の移動といいます。

図形を「一定の方向に、一定の距離だけ移動させる」ことを平行移動といいます。
(図形をそのまま「スライドさせる」イメージ)
平行移動
こちらの図は「四角形ABCDを四角形EFGHの位置まで平行移動した」ことを示しています。

このとき、
AE//BF//CG//DH
AE=BF=CG=DH
が成り立ちます。

平行移動した各点の軌跡は、「平行かつ等しい」ということです。
(軌跡とは、各点が移動した様子を示した線分のこと)

また、点ではなく辺に注目すると、
辺ADが移動すると、辺EHになります。

このとき、AD//EH かつ AD=EH となっています。

これは、他の辺についても同様のことがいえます。

<補足>

図形の移動の前後において、「移動前の点」と「移動後の点」を対応する点
「移動前の辺」と「移動後の点」を対応する辺といいます。

<まとめ>

・「形や大きさを変えずに」図形を他の位置に移すことを図形の移動という
・図形を「一定の方向に、一定の距離だけ移動させる」ことを平行移動という
・平行移動した各点の軌跡は、「平行かつ等しい」

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています