中1数学:反比例のグラフ

<ポイント>

・反比例 y=a/x のグラフは原点について対称なグラフ(双曲線)になる
・y=a/x の「aの符号」により、グラフの描かれる場所が変わる
・反比例のグラフを描くときは、x,yともに整数となる点をとり、なめらかな曲線で描く

(1)反比例のグラフ
反比例 y=a/x のグラフは原点について対称なグラフになります。
このようなグラフを、双曲線といいます。
(原点について対称なグラフが2つできるため)

 
 
(2)グラフの向き
グラフが「どのような向きで、どの場所に描かれるか」は、a の符号によって決まります。
y=a/x の「a>0 のとき、グラフは右上と左下のエリア」にでき、
「a<0 のとき、グラフは左上と右下のエリア」にできます。

なお、座標平面において、x軸・y軸で区切られたそれぞれのエリアを第〇象限と呼びます。
反時計回りに1から4までです。

(3)反比例のグラフの描き方
反比例のグラフは、x,yともに整数となる点をとり、なめらかな曲線で描きます。
xが正の値のものから、順に考えていくとわかりやすいです。

このとき、原点について対称な点をとっておくと、まとめて2つの曲線(双曲線)を描くことができます。

<補足>

反比例のグラフは「x軸、y軸にふれることはない」と覚えておきましょう。
必ず、グラフと軸との間に「すき間ができるように」描いてください。

<まとめ>

・反比例 y=a/x のグラフは原点について対称なグラフ(双曲線)になる
・y=a/x の「aの符号」により、グラフの描かれる場所が変わる
・反比例のグラフを描くときは、x,yともに整数となる点をとり、なめらかな曲線で描く

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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