この文を疑問文にしたい場合は、

〔疑問文〕Does she live in Nara?　「彼女は奈良に住んでいますか。」

とします。

（一般動詞（現在形）の疑問文は、「ふだんの習慣」を尋ねるイメージです）
 
 
（２）（Does [主語] ～? に対する）答え方は「Yes, [主語] does. / No, [主語] doesn’t.」
Does she live in Nara?　「彼女は奈良に住んでいますか。」
という文に対する答え方は、

Yes, [主語] does.　「はい、そうです。」
No, [主語] doesn’t.　「いいえ、違います。」

「Yes か No で」まずは答えて、否定文の場合には doesn’t をつけます。

[主語]の部分については、「疑問文の[主語]に合わせて」使い分けます。
特に、疑問文の[主語]が「人の名前」の場合は、性別を判断して he か she のいずれかを使います。
 
 
（３）主語が「３人称単数形」の一般動詞の疑問文のつくり方
主語が「３人称単数形」の一般動詞の疑問文の作り方は、be動詞を使った疑問文と異なり、語順を入れ替えるだけではつくれません。

Does＋[主語]＋[一般動詞の原形]～?
という語順になります。

「be動詞を使っている文」か「一般動詞を使っている文」かを、まずはしっかりと確認します。
さらに「一般動詞を使う文」では、「主語が誰なのか」を意識して解いていきましょう。

＜その他の例文＞

Does Tom use this computer? – Yes, he does.
「トムはこのコンピュータを使いますか。－ はい、そうです。」

Does he play the piano? – No, he doesn’t.
「彼はピアノをひきますか。ーいいえ、ひきません。」

＜補足＞

疑問文の主語が「your father」「my mother」などの「～の」がつく場合には注意が必要です。
「your father」なら「あなたのお父さん」つまり男性なのでheを使って答え、
「my mother」なら「私のお母さん」つまり女性なのでsheを使って答えます。
「～の」の部分に意識をひっぱられることなく、男性か女性なのかを判断しましょう。

＜まとめ＞

・主語が「３人称単数形」の一般動詞の疑問文は、Does＋[主語]＋[一般動詞の原形]～?
・（Does [主語] ～? に対する）答え方は「Yes, [主語] does. / No, [主語] doesn’t.」
・疑問文の[主語]が「人の名前」の場合は、性別を判断して he か she のいずれかを使う