<例文>
She likes animals.
「彼女は動物が好きだ。」
<ポイント>
・1人称「私」、2人称「あなた」、3人称「それ以外」
・「1つのもの・1人」を表す形を単数形、「2つや2人以上を表す名詞」の形を複数形という
・主語が「3人称単数形」かつ「現在の話」をするときは、動詞の形を変える必要がある
私たちがふつうに話をする(文を書く)場合、
登場人物を「自分・相手・それ以外の人」と分類することができます。
この分類が「人称」の考え方です。
①1人称:(話をしている)自分・私(I)、私たち・自分たち(we)
②2人称:(話をしている)相手・あなた(you)、複数の相手・あなたたち(you)
③3人称:自分や話し相手以外のすべての人・もの(he, she, it, 人, もの など)
(2)単数形・複数形
「1つのもの・1人」を表す形を単数形、「2つや2人以上を表す名詞」の形を複数形といいます。
I have a cat. 「1匹の猫」を表すので、cat は単数形(そのままの形)
I have two cats. 「2匹の猫」を表すので、cats は複数形(sをつけた形)
(3)3人称単数形(現在)の文
主語が「3人称単数形」かつ「現在の話」をするときは、動詞の形を変える必要があります。
具体的には「動詞に s や es」をつけることになります。
・主語が1人称・2人称・複数形の場合
I like soccer. (私はサッカーが好きです。)
・主語が3人称の単数形の場合
He likes soccer. (彼はサッカーが好きです。)
このように、同じような意味を表す文章でも、「主語が3人称単数の場合は、動詞の形を変える必要がある」のです。
つまり、主語が変わると、それに合わせて動詞の形を変えることがあるということになります。
<その他の例文>
He studies math every day.
「彼は数学を毎日勉強する。」
Jane has an apple in her hand.
「ジェーンは手(の中)にリンゴを持っている。」
<補足>
(3)で説明した内容は、「現在の話」をするときのみ考える必要があります。
これを現在形というのですが、今後「過去の話」をするときに使う過去形などを習います。
<まとめ>
・1人称「私」、2人称「あなた」、3人称「それ以外」
・「1つのもの・1人」を表す形を単数形、「2つや2人以上を表す名詞」の形を複数形という
・主語が「3人称単数形」かつ「現在の話」をするときは、動詞の形を変える必要がある
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
---|