【質問】生物(高校):異化について、何故わざわざATPに蓄える必要があるのですか?

〔質問〕

異化・同化についてなのですが、
異化するとエネルギーを取り出してその後取り出したエネルギーをATPに蓄えると習ったのですが、何故わざわざATPに蓄える必要があるのですか?
呼吸は異化と習ったのですが、そしたら人間は永遠に異化(エネルギーを取り出す)しているのですか?それで、今は使わない分のエネルギーをATPに蓄えてるのですか?

〔回答〕

まず、前半について、
生物が活動を行う際にはエネルギーが必要ですが、時には多めにエネルギーを使うこともあるので、貯めれるときに貯めておきたいわけです。
実際のところ、ATPは、
・生体内に共通する物質で、
・(ATPの)2つ目と3つ目の間にある光エネルギーリン酸結合がエネルギーを蓄えるのに好都合な物質
なので、ここにエネルギーを蓄えるのが効率的なわけです。

後半については、その理解で大丈夫です。
人間に限らず全ての生物は呼吸を行うので異化をし続けています。
また、(筋肉の収縮などで必要な分については使われた上で)使われない分は貯蔵されています。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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