中2英語:「What」を使う感嘆文

<例文>

What a tall building that is!
「あれはなんて高いビルなのだろう。」

<ポイント>

・「なんて~なのだろう」という感動や驚きを表す文を感嘆文という
・〔What+a [形容詞] [名詞]~!〕の形で、[形容詞][名詞]の部分を強調する
・〔What+ [形容詞] [名詞 !〕となるのは、[名詞]が複数形の場合や数えられる名詞の場合

(1)感嘆文
「なんて~なのだろう」という意味を表す文を感嘆文といいます。

感嘆文は、「驚き・感動・喜び」などの強い感情を表すときに使います。
つまり、その感情を強調して表すということです。
 
 
(2)〔What+a [形容詞] [名詞]~!〕の形
〔What+a [形容詞] [名詞]~!〕の形で、[形容詞][名詞]の部分を強調します。

What a tall building that is! (あれはなんて高いビルなのだろう)

こちらの場合は、「a tall building」という[形容詞]+[名詞]の部分を強調しています。
「なんて高いビルなんだ!」という感情が沸き起こったということです。

そして、その後ろに「[主語][動詞]~」という文がきます。
(後ろに下がっているので、倒置が起こっています)

なお、倒置とは「強調したいものがあるときに、文の順序を入れかえる」ことです。
 
 
(3)〔What+a [形容詞][名詞] !〕
〔What+a [形容詞][名詞] !〕のように、「[主語]と[動詞]を省略する」場合があります。

これは、[形容詞]をともなった[名詞]を強調して、強い感情を出すときに使う表現です。

What a kind man! (なんて親切な男の人なんだ!)

なお、〔What+ [形容詞] [名詞 !〕となるのは、[名詞]が複数形の場合や数えられない名詞の場合です。

What cold water! (なんて冷たい水なんだ!)
(「water:水」は数えられない名詞)

<その他の例文>

What a difficult question this is!
「この問題はなんて難しいのだろう。」

What an old book!
「なんて古い本なんだ。」

<補足>

What a surprise! (本当にびっくりだよ!)
のように、「What のうしろに[形容詞]がない」パターンもあります。

知らないと感嘆文だと気付かない可能性があるので、このパターンもあることを知っておいてください。

<まとめ>

・「なんて~なのだろう」という感動や驚きを表す文を感嘆文という
・〔What+a [形容詞] [名詞]~!〕の形で、[形容詞][名詞]の部分を強調する
・〔What+ [形容詞] [名詞 !〕となるのは、[名詞]が複数形の場合や数えられる名詞の場合

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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