【質問】化学(高校):弱酸と強塩基、弱塩基と強酸を中和させた場合、強い方にpHが偏るのはなぜですか?

〔質問〕
中和滴定の話です。弱酸と強アルカリや、弱アルカリと強酸などを中和滴定した場合、最後の溶液のpHは、強い影響を持っている方に偏ると思うのですが、それはなぜですか?
〔回答〕
塩が電離することによる影響です。

例えば、酢酸と水酸化ナトリウムを中和させると塩として酢酸ナトリウム(CH3COONa)ができるわけですが、実際にはそれが電離することで、酢酸イオン(CH3COO)とナトリウムイオン(Na)に分かれます。

すると、
(1) 酢酸:弱酸で、電離度が低い(=イオンの状態でいれるのは一部)
→ 電離によってできた CH3COO が、水溶液中の H を捕まえて酢酸分子に戻る

(2) 水酸化ナトリウム:強塩基で電離度が高い(=イオンの状態でいれる)
→ 電離によってできた Na はそのまま残る

ということが起こり、
よって、水溶液中からは「H が減って、OH が減らない」ということが起こり、塩基性ということになります。

※ 詳しくはこちらの動画(10:50付近以降)を参照してください

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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