【質問】英語(高校):not so much as do などの so much を使った構文についての品詞

〔質問〕
so much を使った構文に関して教えてください。
1. not so much as V 「すらできない、~すらしない」の構造はどうなっているのでしょうか?
not が so を修飾してその so が much を修飾して。。といった風に考えるとそれぞれの品詞がよくわかりません。また~すらしないという意味にはどういう理由でなるのでしょうか?

2. without so much as Ving 「~さえしないで」
3. not so much A as B 「AというよりはむしろB」
2.3に関しても1同様それぞれの語の品詞や修飾関係、意味の成り立ちがわかりません

〔回答〕
元々、原級比較の as … as ~(This is as easy as that. 等)については、
品詞分解までするなら、
・1つ目の as:副詞
・2つ目の as:接続詞
で、本来は2つ目の as 以下には動詞等が伴っていて、単に省略された、という構造にはなっています。
(本来は This is as easy as that is.)

今回の各表現は、単にそこから派生し、not so much as をワンセットにして「同程度ではない」の意味合いとして扱っているだけだと思われます。
(要は、一種の「くだけた表現」として使われている)
 
 
意味としては、「as以下と同等ではない」ということから、
例えば 1 であれば「それに至っていない」のようなニュアンスになったのだと思われます。

〔補足〕
連語表現や構文に関しては、「実際にそういう使われ方がされるのだから仕方ない」という側面があります。
成り立ちなどに関しては「覚えやすくするため」の範疇だけで行い、それを超える部分については深追いしない方がいいです。

少なくとも、大学受験までの範囲であれば、
・文法問題としてその表現を「知っているのかどうか」
・長文内でその表現を「見つけられるのかどうか」
にポイントを置いてください。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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