<ポイント>
・酵素は「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしている
・酵素の主成分はタンパク質である(生体触媒)
・酵素の作用を受ける物質を基質、反応後に生じる物質を生成物という
・酵素は「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしている
・酵素の主成分はタンパク質である(生体触媒)
・酵素の作用を受ける物質を基質、反応後に生じる物質を生成物という
(1)酵素
酵素は、「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしています。
(触媒とは、「化学反応の進行を助けるが、それ自信は反応の前後で変化しない物質」のこと)
酵素は、「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしています。
(触媒とは、「化学反応の進行を助けるが、それ自信は反応の前後で変化しない物質」のこと)
酵素の主成分は「タンパク質」であるため、生体触媒ともいいます。
(白金や二酸化マンガンなどの金属の触媒を無機触媒といいます)
酵素は触媒としてはたらくため、反応の前後で変化せず、くり返し触媒としてはたらきます。
(2)酵素のつくり
酵素には「特有の立体構造」をした活性部位という凹みがあります。
ここに、基質(酵素の作用を受ける物質)が結合して「酵素ー基質複合体」となります。
結合したのち、基質が酵素の作用を受けると生成物が生じます。
そうすると結合がはずれて、「酵素はもとのまま」の状態になり、また新たに基質と結合できるようになります。
〔基質〕+〔酵素〕→〔酵素ー基質複合体〕→〔生成物〕+〔酵素〕という流れです。
このように酵素は「くり返しはたらく」ことができるのです。
<補足>
酵素は、活性部位で基質と結合して化学反応を促進します。
この結合できる相手(基質)は、決まっています。
酵素は、活性部位で基質と結合して化学反応を促進します。
この結合できる相手(基質)は、決まっています。
つまり、「活性部位の立体構造に対応した特定の基質としか反応しない」ということです。
この性質を(酵素の)基質特異性といいます。
<まとめ>
・酵素は「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしている
・酵素の主成分はタンパク質である(生体触媒)
・酵素の作用を受ける物質を基質、反応後に生じる物質を生成物という
・酵素は「からだの中で起こる化学反応の進行を助ける触媒のはたらき」をしている
・酵素の主成分はタンパク質である(生体触媒)
・酵素の作用を受ける物質を基質、反応後に生じる物質を生成物という
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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