【質問】日本史:10世紀頃の僧兵の強訴がなぜ起きたのかと、何を要求したのかを教えて欲しいです。

〔質問〕
10世紀頃の僧兵の強訴がなぜ起きたのかと、何を要求したのかを教えて欲しいです。
〔回答〕
要は「自分たちの権利拡大や、都合の悪いことをやめさせようとした」という話です。
具体的には、経済的基盤である荘園に関すること(荘園の取り合いに関して、自らの主張を通したい)、ライバルの寺社が得をしているときの文句、対立する国司のクビの要求、といったようなことです。

権利拡大の要求ということ自体は歴史を通じて起こり続けていることですが、
このときの背景としては、
・荘園の取り合いが進んでいっていたことや、
・神仏習合が進んでいったことで、仏教を信仰する僧兵たちが、日本古来の神々の権威を「利用」することができてしまった(もう少し後なら、まさに院政期)、
ということがあります。

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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