〔質問〕 水に溶ける物質と溶けない物質の見分け方ってありますか? あまり馴染みのない物質が、水に溶けるかどうかが分からないと解けない問題があって困っています。 |
〔回答〕 具体的な問題にもよりますが、原則としては暗記事項になりますので(高校化学でもメカニズムにまでは踏み込まない)、その都度、覚えていく必要がある感じにはなります。 なお「沈殿ができる」というのは「溶けない(厳密には、溶けづらい)」のことだと思ってください。 |
〔詳細〕
高校範囲の知識を使って分類してよければ、
少なくとも、イオン結晶(陽イオンと陰イオンがくっついてできている物質。NaClなど)の物質について考えるのであれば、ふつうは水に溶けます。
これは、陽イオンを水分子の「-」部分が吸い寄せて奪い取り、また陰イオンを水分子の「+」部分が吸い寄せて奪い取っていくことで、水中に散らばっていくためです。
ただし、価数が大きい陽イオンと陰イオン同士であれば、お互いの結びつきが強いため、水に溶けにくい傾向にあります。
高校範囲の知識を使って分類してよければ、
少なくとも、イオン結晶(陽イオンと陰イオンがくっついてできている物質。NaClなど)の物質について考えるのであれば、ふつうは水に溶けます。
これは、陽イオンを水分子の「-」部分が吸い寄せて奪い取り、また陰イオンを水分子の「+」部分が吸い寄せて奪い取っていくことで、水中に散らばっていくためです。
ただし、価数が大きい陽イオンと陰イオン同士であれば、お互いの結びつきが強いため、水に溶けにくい傾向にあります。
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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