【質問】化学(高校):中和反応での塩の生成に関して、「塩の要素である物質は最初から量が変化しない」という記述について

〔質問〕
中和反応での塩の生成に関して、「塩の要素である物質は最初から量が変化しない」という記述がある問題が有りました。これはなぜ変化した量を考えなくて良いのでしょうか?中和とは水と塩ができる反応であって、中和に関係していないという言葉も納得いたしかねます。回答宜しくお願いいたします。
〔回答〕
塩の電離までを考える問題になっていますか?
例えば、AOH(A と OH から成る物質と仮定)と HB(H と B)という物質があるとして、これらの中和を考えるとき、
たしかに一旦 AB と H2O ができますが、塩である AB が電離することで、再度 A と B が存在することになります。

となると、
・水に溶かした直後からイオンとして存在し、
・その後、中和反応が起こっても再度電離する
ことから、A や B についてはずっとあることになり、

AOH+HB→AB+H2O と言いつつ、実質的には、
((A+OH)+(H+B)→A+B+H2O の変化していない部分を取り除いた)OH+H→H2O の反応しか起こっていないことになります。

※ このことでしょうか?上記の意味合いでなさそうならご連絡ください

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

 
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