<ポイント>
・ATP(アデノシン三リン酸)が、エネルギー代謝において仲立ちする役割をしている
・ATPに含まれる「3つのリン酸」の結合を高エネルギーリン酸結合という
・ATPは「ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解」され、「エネルギーを放出」する
・ATP(アデノシン三リン酸)が、エネルギー代謝において仲立ちする役割をしている
・ATPに含まれる「3つのリン酸」の結合を高エネルギーリン酸結合という
・ATPは「ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解」され、「エネルギーを放出」する
(1)ATP
エネルギーの代謝(化学反応)では、ATP(アデノシン三リン酸)が仲立ちをしています。
(仲立ちとは「間に立って、反応をとりもつ」ということ)
エネルギーの代謝(化学反応)では、ATP(アデノシン三リン酸)が仲立ちをしています。
(仲立ちとは「間に立って、反応をとりもつ」ということ)
ATPは、塩基のアデニン・糖のリボース・3個のリン酸が結合した化合物です。
この「3個のリン酸どうしの結合」を高エネルギーリン酸結合といいます。
この結合が切れるときに「多量のエネルギーを放出」します。
(2)ADP
「ATPからリン酸を1個とったもの」をADP(アデノシン二リン酸)といいます。
(ATPがリン酸を3個もっていて、ADPはリン酸を2個もっている)
つまり、
ATP(アデノシン三リン酸)→ADP(アデノシン二リン酸)+ P
という関係です。
(3)エネルギーの通貨
生物のからだの中では、「ATPをADPとリン酸に分解するときに放出される」エネルギーを利用して、生命活動を行っています。
(異化などで生じたエネルギーは、ADPをATPに合成して蓄えています)
つまり、からだの中で起こる「生命活動に使われるエネルギー」は、ATPから取り出されたものであるということです。
すべての生物において、このことが言えるため、ATPは「エネルギーの通貨」と呼ばれています。
<補足>
ATP・ADPの名称に使われているアデノシンは、「塩基のアデニン」「糖のリボース」が結合したものです。
なお、アデニンは「DNAを構成する塩基」でもあります。
ATP・ADPの名称に使われているアデノシンは、「塩基のアデニン」「糖のリボース」が結合したものです。
なお、アデニンは「DNAを構成する塩基」でもあります。
<まとめ>
・ATP(アデノシン三リン酸)が、エネルギー代謝において仲立ちする役割をしている
・ATPに含まれる「3つのリン酸」の結合を高エネルギーリン酸結合という
・ATPは「ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解」され、「エネルギーを放出」する
・ATP(アデノシン三リン酸)が、エネルギー代謝において仲立ちする役割をしている
・ATPに含まれる「3つのリン酸」の結合を高エネルギーリン酸結合という
・ATPは「ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分解」され、「エネルギーを放出」する
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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