生物基礎:生物に共通する特徴

<ポイント>
細胞膜DNAをもつ
自分と同じ形質をもつ子孫をつくる
・エネルギーを利用して生活している
生物は次のような共通する特徴をもちます。

(1)細胞膜をもつ
生物のからだは細胞からできていて、それらは細胞膜で外界と隔てられている。
また、この細胞は細胞分裂によってつくられている。(増えている)

(2)DNAをもつ
子孫に親の形質を伝える遺伝物質として、DNA(デオキシリボ核酸)を利用している。

(3)自分と同じ形質っをもつ固体をつくる
生物それぞれが持っている遺伝情報は細胞分裂によって「細胞から細胞へと伝えられる」。
また、生殖によって、「親から子へ」受け継がれていく。
このことから「生物は自分と同じ形質を持つ子孫をつくる」といえます。

(4)エネルギーの利用
生物はいろいろな形で「エネルギーを利用」して化学反応(代謝)を行っています。
(細胞の中で起こる、合成や分解などの化学反応を「代謝」という)
エネルギーを利用するためには、エネルギーを何らかの形で調達する必要があります。
植物の場合は光合成をし、動物の場合は呼吸をすることで化学エネルギーを調達しています。

(5)体内環境を一定に保つ
生物は、(その個体の)まわりの環境が変化しても「体内の環境を一定に保とうとする仕組み」をもっています。
このことを恒常性(ホメオスタシス)といいます。

<補足>
生物にこのような共通点があるのは、すべての生物は「共通の祖先に由来する」ためです。
たとえば、セキツイ動物はすべての種類が脊椎をもちます。
これは、その祖先が「脊椎をもつ生物」であったからです。
それが進化する際に受け継がれていきながら、さまざまな生物になっていったということです。
<まとめ>
細胞膜DNAをもつ
自分と同じ形質をもつ子孫をつくる
・エネルギーを利用して生活している

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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