・「電気的・磁気的な変化」が空間を伝わるときの波を電磁波という
・電磁波は空気中を秒速約30万kmの速さで伝わる(光の速さ)
・〔光の速さ c[m/s]〕=〔振動数 f[Hz]〕×〔波長 λ[m]〕
「電気的または磁気的な変化」が起こると、それは波となって空間を伝わります。
この波を電磁波といいます。
電磁波が空間を伝わるとき、「電気的な変化・磁気的な変化」は対になって伝わっています。
(2)電磁波の種類
電磁波には、さまざまな種類があります。
電波や光(赤外線・可視光線・紫外線)、放射線などが身近な電磁波です。
これらは振動数や波長の長さによって分類されています。
なお、代表的な電磁波を「振動数が小さい順」に並べると、
「電波・赤外線・紫外線・可視光線・紫外線・X線・γ線」
という順になります。
(この順は「(電磁波の)波長が長い順」ともいえます)
(3)電磁波の速さ
すべての電磁波は空気中を秒速約30万kmの速さで伝わります。
光も電磁波の一種ですので、「光の速さ」ということもできます。
電磁波の振動数を f[Hz]、波長を λ[m]、電磁波の速さ(光の速さ)を c[m/s] とすると、
〔光の速さ c[m/s]〕=〔振動数 f[Hz]〕×〔波長 λ[m]〕
となっています。
人の目で感じることのできる光のことを可視光線といいます。
光は波であり、太陽の光にはさまざまな波長の光が含まれています。
可視光線の色を波長の短い方から長い方へ並べると、
〔短〕 紫色→藍色→青色→緑色→黄色→橙色→赤色 〔長〕
となっています。
(ちょうど、虹の色になっています)
この可視光線の波長の範囲の外側に位置するものが紫外線と赤外線です。
紫外線 : 紫色よりも波長が短いもの
赤外線 : 赤色よりも波長が長いもの
このように、光の中で分類されています。
・「電気的・磁気的な変化」が空間を伝わるときの波を電磁波という
・電磁波は空気中を秒速約30万kmの速さで伝わる(光の速さ)
・〔光の速さ c[m/s]〕=〔振動数 f[Hz]〕×〔波長 λ[m]〕
※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります |
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