・１年生：（分数の計算）・正負の数の四則計算・文字式の扱い・１次方程式
・２年生：文字式の計算・連立方程式・１次関数の式を求める練習
・３年生：式の展開・因数分解・√の計算・２次方程式

各学年において上の範囲の計算を習いますが、すでに習っているものに関しては「９割以上の正答率」になっている状態を目指してください（もちろん100％に近づくほどよいです）。
同じ問題の繰り返しで構いませんので、反復して解く、ということを心がけてください。数学が得意な人でも３周はやっていたりしますので、少なくともそれ以上は反復してください。
 
 
これらの計算をきっちりとこなすことができるようになるまで練習をすることで、「数学の問題を解く時間の短縮」につながります。
解くスピード・正確さが両立されると、勉強の捗り方がぐっと上がります。

逆に言えば、これらのことが上手くできていない状態では、成績が上がりにくいということです。

数学の成績が上位の生徒さんは、間違いなく計算問題が得意ですし、解くのが速いです。
これは、「問題の解き方さえ分かれば、計算に手間取らない」からです。
このような状態にまで辿り着くと、自然と成績が上がると思います。

また、数学の問題（学校のテストの場合）は「公式・解き方の暗記」で８割以上は得点できると考えてください。
学校のテストでは「授業で扱った問題・学校配布のワーク」などのうち、例題・基本問題レベル〜標準レベルの問題がほとんどです。
そのため、応用レベルの問題は「できる！と思える問題」以外は手をつけず、まずは基本〜標準レベルの問題を中心に繰り返し練習してみてください。

このようにして１問ずつ解ける問題（少々数字が変わっても解ける問題）を増やしていくことが数学における「知識の習得」になります。