高校英文法:叙述用法で使う形容詞

<例文>
You are not alone.
「あなたは一人ではない」

<ポイント>
・補語として働く形容詞を叙述用法と呼ぶ
・叙述用法でしか使えない形容詞がある

今回は叙述用法で使う形容詞について説明していきます。
形容詞の働きは、① 名詞を修飾する[限定用法]② 補語になる[叙述用法] がありますが、形容詞によっては ② 補語になる[叙述用法]でしか使えないものがあります。
 
You are not alone.
「あなたは一人ではない」
 
上の例文では 形容詞 alone が使われていますが、alone は叙述用法でしか使えません。なので、You are not an alone man. のように前から名詞を修飾する使い方はできません。
 
< 補語になる[叙述用法]でしか使えない形容詞 >
afraid「恐れて」
alike「似ている」
alive「生きている」
alone「一人で」
asleep「眠っている」
awake「起きている」
aware「気付いている」
ashamed「恥じている」
content「満足して」
well「元気で」
worth「価値がある」  など
 
上で挙げた形容詞に注目すると、a- から始まる形容詞が非常に多いことに気づくと思います。
<その他の例文>
When I entered the room, the baby was asleep.
「私が部屋に入ったとき、その赤ん坊が眠っていた」
 
My grandfather is still alive.
「私の祖父はまだ生きています」
<補足>
叙述用法でしか使えない形容詞は、名詞を前から修飾することはできないのですが、名詞を後ろから修飾することが場合ができる。
 
I looked closely at the baby asleep in the bed.
「私はベッドで眠っている赤ん坊をじっと見た」
 
asleep は叙述用法で使う形容詞なのですが、asleep in the bed が名詞 the baby を後ろから修飾しています。
<まとめ>
・補語として働く形容詞を叙述用法と呼ぶ
・叙述用法でしか使えない形容詞がある
・叙述用法のみで使う形容詞は a- から始まる単語が多い

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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