高校英文法:限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞

<例文>
He was present at the meeting.
「彼はその会議に出席していた」

<ポイント>
・名詞を修飾する形容詞の働きは限定用法
・補語になる形容詞の働きは叙述用法
・限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞がある

今回は限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞について説明していきます。
 
形容詞 present は 名詞を修飾する限定用法で使われると「現在の」という意味になり、補語になる叙述用法で使われると「出席して」という意味なります。
 
I don’t know anything at the present time.
時点では何も知りません」
 
上の例文では、present が後ろの名詞 time を修飾しているので、「現在の」という意味になります。
 
He was present at the meeting.
「彼はその会議に出席していた」
 
上の例文では、present が was の補語になっているので、「出席して」という意味になります。
 
< 限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞 >
present
限定用法「現在の」 叙述用法「出席して」
certain
限定用法「ある」 叙述用法「確かな、確信して」
late
限定用法「亡くなった」 叙述用法「遅れて」
ill
限定用法「悪い」 叙述用法「病気の」
<その他の例文>
I agree with you a certain degree.
「ある程度はあなたに同意しています」
 
She was certain that he would succeed.
「彼女は彼が成功すると確信していた」
<補足>
上の説明では形容詞の present を紹介しましたが、名詞の present や動詞の present もあります。
 
名詞 present「贈り物、プレゼント」
This is a present for you.
「これはあなたへのプレゼントです」
 
動詞 present「贈呈する」
動詞の present は present A with B / present B to A で使い「 A に B を贈呈する」を意味します。
She presented the gift to her customer.
「彼女は自分の顧客に贈り物を贈呈した」
<まとめ>
・名詞を修飾する形容詞の働きは限定用法
・補語になる形容詞の働きは叙述用法
・限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞がある

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

当サイト及びアプリは、上記の企業様のご協力、及び、広告収入により、無料で提供されています