高校英文法:形容詞 most と 副詞 almost

<例文>
Most people agreed with her opinion.
「ほとんどの人が彼の意見に同意した」

<ポイント>
・most は形容詞で「ほとんどの〜」を意味する
・almost は副詞で「ほぼ〜、あと少しで〜」を意味する

今回は most と almost の違いについて説明していきます。
 
most形容詞「ほとんどの」を意味します。よって、most は名詞を修飾することができます。
 
Most people agreed with her opinion.
ほとんどの人が彼の意見に同意した」
 
上の例文では Most が 名詞 people を修飾しています。
 
almost副詞「ほぼ〜、あと少しで〜」を意味します。よって、almost は名詞を直接修飾することができません。
 
(×)Almost people agreed with her opinion.
 
almost を使って「ほとんど」という意味で名詞を修飾する場合は、almost all という形にします。
 
Almost all people agreed with her opinion.
ほとんどの人が彼の意見に同意した」
 
ただし almost は everything・anything・nothing など every-・any-・no- から始まる名詞を前から修飾することができます。
 
I do almost nothing on holidays.
「私は休日はほぼ何もしません」
 
most も almost all も 代名詞 として次の形で使うこともできます。
most of the + 複数形 / most of 所有格 + 複数形
almost all of the + 複数形 / almost all of 所有格 + 複数形
 
Most of the students have electronic dictionaries.
「生徒たちのほとんどが電子辞書を持っている」
 
Almost all of my classmates have studied abroad.
「私のクラスメイトのほとんどが留学したことがあります」
<その他の例文>
Most people know the song.
「ほとんどの人がその歌を知っています」
 
Almost all of the students went on to college.
「学生のほとんどが大学へ進学した」
<補足>
副詞 almost「ほぼ〜、あと少しで〜」 は 動詞 や 形容詞 を修飾する こともできます。
 
I’ve almost finished writing my essay.
「あと少しで作文を書き終えれます」
 
Dinner is almost ready.
「あと少しで夕食の準備ができます」
<まとめ>
・most は形容詞で「ほとんどの〜」を意味する
・almost は副詞で「ほぼ〜、あと少しで〜」を意味する
・almost は動詞や形容詞を修飾することもできる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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