高校英文法:名詞 抽象名詞

<例文>
Honesty is the best policy.
「正直は最善の策」

<ポイント>
・抽象名詞は抽象的な概念を表す名詞
・抽象名詞は不可算名詞扱い

今回は抽象名詞について説明していきます。
抽象名詞とは 目には見えなかったり触れたりすることができない抽象的な概念を表す名詞 であったり 物事の状態や性質を表す名詞 のことです。そして、抽象名詞は 不可算名詞扱い なので、常に単数扱い になります。
 
Honesty is the best policy.
「正直は最善の策」
 
[集合名詞]
advice「助言」 beauty「美」 ease「気楽さ」 fun「楽しみ」 homework「宿題」
honesty「正直」 importance「重要性」 information「情報」 
kindness「親切さ」 knowledge「知識」 news「知らせ」 peace「平和」
progress「進歩」 value「価値」 wisdom「知恵」 
 
< of + 抽象名詞 >
of + 抽象名詞形容詞 の働きをするので、名詞を修飾したり、補語になったりします。
 
The discovery was of importance.
「その発見は重要だった」
 
of importance「重要な」 of great importance「非常に重要な」
of value「貴重な」 of great value「非常に貴重な」
of use「役立つ」 of great use「非常に役立つ」
of no use「役に立たない」
of interest「興味深い」
<その他の例文>
She always gives me good advice.
「彼女はいつも私にいい助言をしてくれます」
 
This book is of no use.
「この本は役に立たない」
<補足>
of + 抽象名詞 は 形容詞 の働きをしますが、with + 抽象名詞副詞 の働きをします。
 
He passed the exam with ease.
「彼は簡単に試験に合格した」
 
with ease「簡単に」
with care「注意深く」
with kindness「親切にも」
<まとめ>
・抽象名詞は抽象的な概念を表す名詞
・抽象名詞は不可算名詞扱い
・of + 抽象名詞は形容詞の働きをする
・with + 抽象名詞は副詞の働きをする

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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