高校英文法:副詞の概要

<例文>
I often go shopping with my mother.
「私は母と一緒によく買い物に行きます」

<ポイント>
・副詞は名詞以外を修飾できる
・副詞は意味によってある程度置く位置が変わる
・副詞は句や節も修飾できる

今回は副詞について説明していきます。
 
副詞は英文において 修飾語 の働きをし、名詞以外 を修飾することができます。(名詞を修飾するのは形容詞です)副詞は 場所・時・頻度・程度 などを表し、その意味によって英文での置く位置がある程度決まっています。
 
< 場所を表す副詞 >
場所を表す副詞は 動詞の後ろ・文末 に置くことが多いです。
 
He arrived here this morning.
「彼は今朝ここに着きました」
 
場所を表す副詞、副詞句を2つ以上並べる場合は、小さい範囲を表す方から順番に並べます。
I met him at the station in Tokyo.
「私は東京の駅で彼に会った」
 
[場所を表す副詞]
here「ここに」 there「そこに」 upstairs「上の階へ」 downstairs「下の階へ」 
home「家に」 downtown「繁華街へ」 away「離れたところへ」 far「遠く」など
 
< 時を表す副詞 >
時を表す副詞は 文末 に置くことが多いです。(文頭に置くこともあります)
 
He lost his job last month.
「彼は先月職を失った」
 
時を表す副詞と場所を表す副詞を一緒に用いる場合は、時を表す副詞のほうを後ろに置く
I’m going to see him at Osaka tomorrow.
「私は明日大阪で彼に会います」
 
[時を表す副詞]
now「今」 then「その時」 yesterday「昨日」 tomorrow「明日」 today「今日」 
tonight「今夜」 before「以前に」 early「早くに」など
 
< 頻度を表す副詞 >
頻度を表す副詞は notと同じ位置 に置くことができます。(文頭や文末に置くこともできます)
 
She is always busy.
「彼女はいつも忙しい」
 
上の例文では always「いつも」が頻度を表す副詞で、is とbe動詞が使われているので、is の直後に always が置かれています。
 
[頻度を表す副詞]
always「いつも」 usually「ふだん」 often「よく」 frequently「よく」
sometimes「ときどき」 occassionally「ときどき」 seldom「めったに〜ない」
rarely「めったに〜ない」など
 
< 程度を表す副詞 >
程度を表す副詞は 修飾する形容詞や副詞や動詞の前 に置きます。
 
This question is very difficult.
「この問いはとても難しい」
 
上の例文では very「とても」が程度を表す副詞で、修飾する形容詞 difficult「難しい」を前から修飾しています。
 
[程度を表す副詞]
very「とても」 greatly「非常に」 absolutely「完全に」 completely「完全に」
entirely「完全に」 almost「ほぼ」 nearly「ほぼ」 slightly「わずかに」
exactly「正確に」 precisely「正確に」など
rarely「めったに〜ない」
<その他の例文>
I can usually sleep anywhere.
「私はたいていどこでも寝れます」
 
I studied very hard before the test.
「私はテスト前に非常に一生懸命勉強した」
<補足>
副詞は 句や節 を修飾することができます。句や節を修飾する場合は、副詞を句や節の直前 に置きます。
 
The fire alarm went off soon after the lesson started.
「授業が始まった後すぐに火災報知器が鳴った」
 
上の例文では、after the lesson started という節を副詞 soon「すぐに」が前から修飾しています。
<まとめ>
・副詞は名詞以外を修飾できる
・副詞は意味によってある程度置く位置が変わる
・副詞は句や節も修飾できる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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