高校英文法:仮定法 otherwise

<例文>
I followed his advice; otherwise I would have failed.
「私は彼の助言に従った。そうでなかったら私は失敗しただろう」

<ポイント>
・仮定法で使うotherwiseは「そうでなければ」を意味する
・事実の文 + otherwiseでif節の代わりになる

今回は 仮定法で用いる otherwise ついて説明をします。
 
otherwise は 事実の文 + otherwise「〜だ。そうでなければ」if 節の代わり の働きをします。
 
< 現在の事実の文 + otherwise >
 
He talks too much; otherwise he would be a nice boy.
彼は話しすぎる。そうでなければ彼はいい男の子なのに」
 
上の例文では、He talks too much と 現在の事実 を表す文と otherwise がセットになり、「彼は話しすぎなければ」仮定法過去 の英文になっています。よって、otherwise の後ろには he would be a nice boy となっています。
 
< 過去の事実の文 + otherwise >
 
I followed his advice; otherwise I would have failed.
私は彼の助言に従った。そうでなかったら私は失敗しただろう」
 
上の例文では、I followed his advice と 過去の事実 を表す文と otherwise がセットになり、「私が彼の助言に従ってなかったら」仮定法過去完了 の英文になっています。よって、otherwise の後ろには I would have failed となっています。
<その他の例文>
I’m very busy this week; otherwise I would visit you.
「今週はとても忙しい。そうでなければ、あなたを訪ねるのに」
 
I left five minutes earlier; otherwise I would have missed the bus.
「5分早く出た。そうでなければ、私はそのバスに乗り遅れていただろう」
<補足>
otherwise は仮定法ではなく直説法でも使うことができます。
 
You have to go to bed; otherwise you will be late tomorrow.
「もう寝ないといけません。そうでなければ、明日遅刻しますよ」
 
上の例文では、otherwise の後ろが you will be late tomorrow と直説法になっています。これは現実として起こる可能性があることを表しているので、仮定法にはなっていません。
<まとめ>
・仮定法で使うotherwiseは「そうでなければ」を意味する
・事実の文 + otherwiseでif節の代わりになる
・otherwiseは直説法でも使うことができる

 

※ 理解を優先するために、あえて大雑把に書いてある場合があります

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